自分は被災者なのかスケーターなのか、ということにすごく迷っていた時期もあったんですけど、どっちでもないのかなという気がしました。明確な答えはまだ出てないですけど、スケーターとして本当にいろんな方に支えられてるなと感じています。

毎回毎回、被災地とか、津波の被害があったところとか、通るたびにすごく思うんだけれども、僕の言葉なんかじゃ絶対表せないし…言ってみれば部外者だから、僕たちは。人の心に踏み込んじゃいけないところって絶対あるんで…。でもこういう風景を見てる時に思うのは、本当に何ができるかなってことはいつも思います。[...] 本当に僕たちは今生きている中で逆に何を残せるんだろうってすごく思うんですよね、本当にいろんなものがなくなってしまったからこそ。”

いろんな方々が僕の演技を見た時に勇気を感じたとか、何か幸せになったとか、そういったことを言ってくれて、それが自分にとってのスケートのモチベーションだと思ってますし、それが僕が今スケートを最後までやり通す意味になってるなって思います。

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なんかこのプログラムは自分のプログラムで、もうこれで滑るのは本当に数え切れないぐらい滑ることになっているけれど、自分ではワインとか、チーズみたいなもので、今までこんなフィギュアスケートの形ってなかったかもしれないけれど、滑れば滑るほど、時間をかければかけるほど熟成されて、いろんな深みが出るプログラム。

Translation: I wouldn't like to hear people say 'Hanyu can't skate well due to the earthquake', when the next season starts... I will never lose my pride in representing the disaster areas, but I want to grow stronger and compete as an ordinary skater, regardless of my circumstances.

フィギュアスケートは、1人で大きなリンクで滑ることが出来て、皆さんがそれを見てくださるので、それがすごく特別だなって思いますし、他の競技だったら1人だけを見てくれるということがあんまりないかなって思いますし、後は何か表現したいことを表現するっていうことが出来ないかなって思うんですよね。だからフィギュアスケートはすごく特別だなって思うし、フィギュアスケートがすごく好きだなって思います。

女子と男子のスケートの違いについては、もちろん、その繊細さだったり、パワフルさだったり、いろんなものが違うとは思います。ただ、そのそれぞれのスケーターが素晴らしい個性を持っていて、その個性を出すことがフィギュアスケートのすごく魅力的なところだと思うので、全スケーターがみんな違うと僕は思っています。